ちびっ子たちの憧れ矢口真里、アニメ映画に本人役で登場

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元モーニング娘。矢口真里(22)=写真=が12月10日公開のアニメ映画「ふたりはプリキュアマックスハート2 雪空のともだち」で声優を務めることになった。本人役で出演しそのままアニメキャラクターになる。ちびっ子たちの憧れの的である矢口の登場で、映画館は盛り上がりそうだ。テーマ曲は妹分のBerryz工房が歌う。

矢口が声を担当する役は、『タレント、矢口真里』。つまり本人の役。Berryz工房のキャプテン、清水佐紀(13)と一緒に、映画の舞台となるスキー場に客として訪れ、主人公たちと触れ合う設定で、エンドロールにも実名が役柄としてクレジットされるという。

矢口の声優挑戦は「とっとこハム太郎」シリーズで、ミニモニ。のメンバーとして出演して以来3年ぶり。起用理由について配給元の東映は「元気で明るいイメージが、映画のキャラクターやイメージとぴったりなので、お願いしました」と説明し、キャスティングに自信を見せた。

それもそのはず。矢口といえば、5年前にミニモニ。のリーダーに就任して以来、幼稚園児や小学校低学年の女の子から、ファッションリーダーとして人気が高く、子供向け情報雑誌「ウォーカーキッズ」でトレンドの紹介コーナーを担当するなど影響力は絶大だ。

テレビ朝日系で放送中の同アニメ(日曜前8:30)も、矢口のファン層と重なる女児たちに大人気。とくに4〜6歳の平均視聴率が45.6%という驚異的な数字をマークしている。矢口と「プリキュア−」の強力タッグは、東映にとってクリスマス映画の激戦を勝ち抜くための切り札になる。

同社によると、矢口と清水のキャラクターは、本人の特徴を生かしながら現在作画中。矢口は「漫画大好きオイラとしては、とっても楽しみ。お願い、キャラは1センチでもいいから背を高く描いてくださいね」と完成を心待ちにしている。

★テーマ曲はBerryz工房
映画のテーマ曲はBerryz工房の新曲(タイトル未定、11月23日発売)で、こちらも映画を盛り上げる元気ソングが期待できそう。

同グループは現在初の単独全国ツアーを展開中。最終日となる10月2日の東京厚生年金会館公演でメンバーの石村舞波(12)が学業に専念するため卒業する。当日、石村の“卒業式”も予定されており、感動のフィナーレを迎えそうだ。「プリキュア−」のテーマ曲は、石村卒業後初シングルとなる。